Nature ハイライト

神経科学:視覚野の運動方向選択性

Nature 558, 7708

視対象の運動方向の計算は、視覚系の基本演算の1つである。今回A LienとM Scanzianiは、マウスの一次視覚野で方向選択性が現れる機構について検討した。その結果、特定の時空間的オフセットを持った視床からの入力で、皮質ニューロンの方向指向性と選択性を説明できることが分かった。また、彼らは各ニューロンで方向選択性を生み出すのに寄与する収斂的入力の数も見積っている。

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