Nature Reviews Chemistry について

Nature Reviews Chemistry はオンライン限定のジャーナルです。化学分野の全領域をカバーするReview、Perspective、Commentを毎週刊行します。

Reviewの目的は、厳選したテーマに関してバランスのとれた客観的な分析を行うことです。テーマに関係する科学論文や議論について、あらゆる化学関連分野の学卒者が理解できるよう解説するとともに、研究責任者や産業界の研究者に最新の進歩を伝えます。また、Reviewには、今後の方向性や化学研究者が抱える主な課題に関して、著者の見解も掲載します。

Perspectiveは、その名の通り、少し違った視点からテーマに注目します。個人的な見解や歴史的背景、学術界や産業界の化学研究に関する社会的、倫理的、環境的要素について取り上げます。

Commentでは、化学分野で話題になっているテーマを取り上げます。化学者全般にとって興味深いテーマをカバーすることが目的で、必ずしも化学研究の結果や実務に注目したものではありません。化学教育に関する議論、学術環境外での研究の実用性などが対象になりますが、これらに限られるわけではありません。

Review、Perspective、Commentは、編集チームが執筆を依頼します。

Nature Reviews Chemistry は、有機化学、無機化学、物理化学、分析化学といった化学分野の古くからの主要テーマをカバーする一方で、化学が重要な要素となる学際領域に携わる非専門家に知見を与えることを目指します。こうしたテーマとして、化学生物学、化学物理学、材料科学、ナノテクノロジーなどを扱いますが、これらに限定されません。また、Nature Reviews Chemistry は読者の関心を、化学教育や学術環境外での研究など、学術研究以外のテーマに導くことも狙っています。

ReviewとPerspectiveは、編集チームが執筆を依頼します。

本誌の対象領域(必ずしもこれらに限定されません):

  • 分析化学
  • 生化学
  • 触媒反応
  • 化学生物学
  • 化学教育
  • 電気化学
  • 環境化学
  • グリーンケミストリー
  • 工業化学
  • 無機化学
  • 実験室安全
  • 材料化学
  • 医薬品化学
  • ナノテクノロジー
  • 有機化学
  • 有機金属化学
  • 物理化学
  • 高分子化学
  • 光化学
  • 超分子化学
  • 表面化学
  • 理論化学

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